会社名が決まらない際の対処法 | 会社名を決める5つの方法と注意点も解説

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起業する際に多くの人が悩む会社名。

確かにアイデアはあっても「これだ!」と思える会社名がなかなか決まらないケースは多いでしょう。

会社名はどのようにして決めるのが良いのでしょうか。

今回は、会社名が決まらない際の解決策と、気を付けるべき点について解説します。

 

会社名には大きく2つの種類がある

会社名を決めるにあたり知っておきたいポイントがあります。

それは、会社名には大きく分けて以下の2つの種類が存在するということ。

  • 名前を聞くだけで事業内容が分かる社名
  • 造語を用いた社名

両者にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

この章では、2種類の会社名について解説していきます。

 

事業内容が一目瞭然の会社名

「○○化粧品」、「○○中古車販売」、などの会社名はよくありがち。

このような事業内容がそのまま含まれている会社名は、社名を聞いただけでどのようなジャンルの会社であるかが分かるため、単純で伝わりやすいのが魅力です。

事業内容を会社名に含むメリットには、

  • 会社名を決めやすい
  • 誰が聞いても事業内容がすぐにイメージできる

などがあります。

逆に事業内容を会社名に含むデメリットを挙げると、

  • かっこいいネーミングになりづらい
  • ありきたりな印象を与える

などが考えられます。

伝わりやすいけれど、オリジナリティを前面に出したネーミングにしづらいところが難点。

どちらかと言えば、オリジナリティや独創性よりも、分かりやすさを追求する場合におすすめの方法です。

 

造語を用いた会社名

造語を用いた会社名は、オリジナリティ溢れる会社名を選べるのが魅力です。

有名な会社名で造語を用いたものを挙げると、

  • アスクル(明日来る、というコンセプトからネーミング)
  • サントリー(創業者の名前「鳥井」の前に「SUN」をつけた造語)
  • フマキラー(Fly Mosquito Killer ハエや蚊を殺す道具の意味の造語)

など有名どころがたくさん。

造語を用いた会社名のメリットには、

  • 字面や響きにこだわれる
  • オリジナリティが溢れる
  • オシャレな社名を選べる

などがあります。

一方造語の社名のデメリットを挙げると、

  • 説明しなければ意味が伝わらない
  • 知名度が上がらなければ人に覚えてもらいにくい

などが考えられます。

社名に独創性を持たせたい、意味の伝わりやすさよりも社名の響きや字面にこだわりたい場合におすすめです。

 

会社名を決める際の注意点

会社名を決める際には、守るべきルールがあります。

この章では、会社名を決める際に注意すべき3つのルールについて解説します。

 

1.似ている会社名がないか確認

会社名を決める際には、その会社名がすでに使用されていないかを確認する必要があります。

全く同じ会社名はもちろんNGですし、似た会社名でも問題になる可能性は高いです。

すでに使用されている会社名もしくは酷似する会社名を使用することで、「不正競争防止法」に触れ、損害賠償を請求されるリスクがあるからです。

特許情報プラットフォームで、候補としている会社名を検索すれば、すでに商標登録されている同じ名前や類似している名前がないか調べることができるので、必ずチェックしておきましょう。

商標登録とは

商標登録とは、商品やサービスの目印(商標)を守る国の制度の下、その目印(商標)を国に登録しておくこと。

商標登録を行うことで、もし他の企業があなたのブランド名と同じ名前を使っていたり、かなり酷似した名前を使ったりしている場合に罰則を求めることができます。

会社名を決める際には、あわせて商標登録を行いましょう。

 

2.同住所で同じ会社名は重複登記できない

例えば、すでにある住所で会社名を登録しているとします。

この場合、さらに別の会社を登記しようとした場合、「同一住所で別の会社を登記する」ことになります。

ここまでは問題にはなりません。

しかし、後から登記する会社の名前がすでに同住所で登記されている会社名と重複する場合は認められません。

特に、レンタルオフィスやバーチャルオフィスの住所で登記する場合に起こりがちなケースなので、注意が必要です。

 

3.使用できる文字・記号のルールを守る

会社名に記号などを含む場合は、その記号が使用の認められている記号であることを確認する必要があります。

会社名に使用できる記号に関しては以下の通りルールが定められています。

  • ローマ字(大文字及び小文字)
  • アラビヤ数字
  • 以下の符号

「&」(アンパサンド)、「’」(アポストロフィー)、「,」(コンマ)、「-」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、「・」(中点)

参考:法務省ホームページ「商号にローマ字等を用いることについて」

記号に関しては上記に記載されているもの以外の使用は求められていません。

「♪」などの特殊文字、「_」(アンダーバー)などは使用できないと覚えておきましょう。

 

会社名を決める5つの方法

会社名が決められない、と悩む場合にはここで紹介する5つの方法が参考になります。

以下の5つの方法は、会社名を決める際によく用いられる一般的な方法。

これまでに試したことのないものがあれば、ぜひ試していただきたいです。

 

1.自分の名前を含める

会社名を決めるにあたりまず誰もが真っ先に考えるのが「名前を含めた会社名」ではないでしょうか。

例えば創業者である自身の名前が「田中」である場合、「田中」を含めた会社名にする方法です。

例えば自動車メーカーの大手「ホンダ」や、家電メーカーの「松下電器」などが代表的な例です。

少しひねって、創業者の苗字「石橋」を英語に訳し「ストーンブリッジ」、それをさらに入れ替えた「ブリヂストン」も有名です。

名前を入れる会社名は、必ずしも「田中○○社」となるわけではなく、アイデア一つでバリエーションは一気に増えるということですね。

 

2.商品・サービス名を含める

次に、販売する商品やサービスの名前を会社名に加える方法があります。

LINE株式会社がいい例ですね。

以前、LINE株式会社は「NHN Japan株式会社」という会社名でした。

提供するサービス名(LINE)と会社名を統一することで、より認識されやすくなっています。

このような例から考えると、会社名を初めから商品名やサービス名と一致させておく方法も考えてみると良いでしょう。

特に、メインで販売する商品や提供するサービスが限られている会社に合った方法です。

 

3.会社の理念から考える

会社を設立するときには、企業理念も考えるでしょう。

企業理念を用いた会社名にしてみる方法もあります。

例えば、以下の会社名が理念をもとに作られたもの。

  • 株式会社バンダイ
    (由来:「萬代不易」いつの時代でも人の心を満たす商品を作りたいという思い)
  • 株式会社ジョイフル
    (由来:「Joy」(楽しい)「Full」(いっぱい)楽しさいっぱいの場所を人々に提供したいという思い)

このように、会社を設立した際の思いを会社名に入れることで、思い入れの強い会社名かつオリジナリティも追求できる点が魅力です。

 

4.単語の頭文字を組み合わせる

会社の理念や提供する商品などの頭文字を組み合わせた会社名も多くあります。

中には、まさか頭文字だったとは思えない超有名企業も調べると多く見つけることができます。

一部を紹介すると、以下の会社名が頭文字を組み合わせた会社名の代表格となります。

  • 株式会社NTTドコモ
    Do Communications Over The MobileNetworkの頭文字)
  • 株式会社オートバックスセブン
    Appeal(アピール)Unique(ユニーク)Tire(タイヤ)Oil(オイル)Batttery(バッテリー)Accessories(アクセサリー)Car Electronics(カーエレクトロニクス)Service(サービス)の頭文字)
  • UFJ銀行
    United Financial of Japan の頭文字)

オートバックスに至っては、ありとあらゆる提供サービスの名前を全て羅列し、組み合わせて会社名にしていますね。

このように、思いをたくさん込めながらも、シンプルで覚えやすい会社名を考えることが可能です。

 

5.ネーミング辞典を活用する

社名にこだわりたいけれど、なかなか満足のいくアイデアが浮かばず決められない方には、ネーミング辞典をおすすめします。

ネーミング辞典を使えば、1つの言葉を様々な国の言葉で見ることができるため、会社名を決める際のヒントをたくさん得ることが可能です。

試しに「いつも」という言葉を見てみると以下の言葉が表示されます。

  • always オールウェイズ(英語)
  • immer インマー(ドイツ語)
  • toujours トゥージュール(フランス語)
  • sempre センプレ(イタリア語)

「いつも」という言葉は会社の理念や思いの部分によく使われるため、会社名を決める際にも使いやすいのではないでしょうか。

一見意味の分からない造語のようでも、実はきちんと意味があり、会社設立時の思いがこもっているなんて素敵ですね。

 

会社名が決まらない場合の3つの対処法

どうしても会社名が決まらないという場合にはここで紹介する3つの方法を試していただきたいです。

ある程度絞り込んでも、会社名の候補のうちどの名前で最終決定すれば良いか分からない。

本当にこれで良いのか、という迷いがある。

などのケースに役に立ちます。

 

1.他企業の会社名をリサーチ

自社の会社名ばかりに意識を向けていると、だんだん客観的に考えることが難しくなります。

会社名を決める際には、初期段階で他の企業の会社名をリサーチされているとは思います。

しかし、会社名がどうしても決まらないという状況に陥った今、一旦自社のことは棚にあげ、再度改めて他社の名前をリサーチすることも有効な手段です。

 

2.占いを参考にする

普段占いに全く興味を持たない人にとって、会社名を決める際に占いを利用することなど、考えも及ばないことかもしれません。

会社名を占ってもらうとはどのようなことかここで説明しておきましょう。

会社名を占う際に多くの占い師が見ている点は、「画数」です。

日本語であれば画数のイメージはつきやすいものの、アルファベットにも画数があるという事実はあまり知られていません。

画数により、○画は成功する数字、○画は信頼を得やすい数字、など様々な意味があるのです。

占いを使用する際には、あらかじめいくつか候補となる会社名を持参すると、最終決定がしやすくなります。

 

3.クラウドソーシングで会社名を募集

アイデアを絞り込めない、というよりもむしろ「候補となる会社名すら思い浮かばない」という場合におすすめの方法があります。

クラウドソーシングでは、自由にスキルを売り買いできますが、ここで会社名を募集するのも一つの手段です。

募集をかける際には、以上の3点を明記することがとても重要です。

 

 

クラウドソーシング上で集まった案を絞り込み、最終判断は占いを参考にするという方法もあります。

 

まとめ

今回は、会社名が決まらないと悩む方に向けて、会社名を決め方や決まらないときの対処法について解説しました。

会社名は変更できないわけではありませんが、基本的には一度決めた会社名を長い年数使用していくことになるため慎重に決めたいですね!

この記事で解説した注意点を理解した上で、心から納得できる会社名を選びましょう。

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