ブランド名の決め方5STEP | 人気ブランド名の共通点を徹底分析

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ブランド名を決める際には、そのネーミングが人々にとって親しみやすく、印象に残りやすいものにする必要があります。

今回の記事では、人気ブランド名に共通するポイントに注目し、いかにして「バズるブランド名」を考えるべきか、その方法について解説します。

その他にも、ブランド名を決める際の基本ルールや、商標登録についてなど、知っておくべき情報が満載です。

ぜひ最後までじっくり読んでみてくださいね!

 

ブランド名の決め方STEP① | 人気ブランドのランキングを知る

ブランド名を決めるにあたり、参考にすべきは「すでに人気があり知名度の高いブランドの名前」です。

人気ブランド名に共通点があれば、その特徴をうまく取り入れた独自のブランド名を考えれば良いわけです。

ということで、ここでまずは人気ブランドの名前を見てみましょう。

以下のランキングは、ブランドの持つ価値を金額換算するブランド価値評価(Brand ValuationTM)手法を用い、日本発のブランドをランク付けしたものです。

 

▼価値の高い日本ブランドランキング(2021年)

1位 Toyota
2位 Honda
3位 Sony
4位 Nissan
5位 Canon

参考:株式会社インターブランドジャパン「Best Japan Brands 2021」

 

TOP5は以上のラインナップ。

どのブランドも、身近で親しみのあるものですね。

ブランド名は一見、どれもさほど共通点がないように見えますが、よくよく見ているといくつかの特徴が共通していることに気づきます。

 

ブランド名の決め方STEP② | 人気ブランドの共通点を知る

上記のブランド名を参考に、人気ブランド名の共通点を探ってみましょう。

もう一度ランキング上位5位のブランド名を記載しておきます。

  1. Toyota
  2. Honda
  3. Sony
  4. Nissan
  5. Canon

これらのブランド名に共通する5つの特徴については以下の通りです。

  • 文字数が少ない
  • Nの音が入る
  • 子音で始まる
  • 他に似たブランド名がない
  • 検索しやすい

では、一つ一つの特徴について解説していきましょう!

 

1.文字数が少ない

人気ブランド名の共通点としてすぐに気が付く点と言えば、文字数が少ないことです。

Toyota、Honda、Sony、Nissan、Canonの5つはアルファベット6文字以内におさまっています。

そして、これらのブランド名を口に出したとき、その日本語の音の数としては4文字以内であることも共通しています。

トヨタ、ホンダ、ソニー、日産、キャノン。

とても短い名前ですよね。

短い名前は覚えやすく間違えようもないため、ブランド名としてはとても良いです。

 

2.Nの音が入る

  • Toyota
  • Honda
  • Sony
  • Nissan
  • Canon

これらの名前には、トヨタとソニーを除いて全てに「N(ん)」の音が含まれています。

ダ、ニッサ、キャノ、のように「N」の音が入ることで読みやすくリズミカルになる印象。

人気ブランド名には、「N」の音が含まれていることが多いと覚えておくと良いでしょう。

 

3.子音で始まる

  • Toyota
  • Honda
  • Sony
  • Nissan
  • Canon

これらのブランド名は全てT、H、S、N、Cなどの子音の音から始まっています。

母音は「あ、い、う、え、お」ですが、母音の持つ音のイメージは「柔らかい音」。

響きが優しくなり心地よい音になりますが、ブランド名としてはややインパクトに欠けます。

母音ではなく子音から始まることで、ブランド名をよりキリッとした印象にすることができるのです。

ちなみに、人気ブランドのAmazonや、Appleなどは母音である「A」から始まっていますが、Aの後に硬い音である子音のMやPを持ってくることで、メリハリをつけていますね。

 

4.似たようなブランド名が他にない

  • Toyota
  • Honda
  • Sony
  • Nissan
  • Canon

これら5つのブランド名は、他に似たようなブランド名が全くないのも一つのポイントと言えます。

そもそも他に酷似しているブランド名があれば商標登録(後ほど解説します)の際にも支障がでるため、登録自体ができません。

それほど似ていなくとも、他に響きがやや似ているブランド名などがあれば紛らわしく定着しづらくなるでしょう。

全く他に似たブランド名がない、というのも人気ブランド名に共通している特徴ですね。

 

5.検索しやすい

人気ブランド名は、どれも短くスペルが単純であるため、PCやスマホで検索する際にも間違いが起こりにくいです。

  • Toyota
  • Honda
  • Sony
  • Nissan
  • Canon

これらのブランド名はいずれもすでに定着しているため、Google検索をかけようとすると先に予測変換で出てきてくれるため、全て打ち込む必要もありません。

そのため、今の時点で「検索のしやすさ」を実感するのは難しいのですが、仮に予測変換機能がなくてもタイピングの際にスペルに悩む必要がなく、文字数が少ないため手間がかからないのは確かです。

スペルが複雑だったり文字数が長かったりすれば、必然的に検索時にミスが起こりやすくなります。

そもそも「検索するのが面倒」と感じさせてしまうため、ブランド名としては良くありません。

 

ブランド名の決め方STEP③ | ネーミングの基本を知る

ネーミングの基本ルールとしては、

  • 短い
  • 言いやすい
  • 誤解させない

の3つ。

この3つのルールを守りつつ、魅力的なブランド名を考えていきましょう。

それぞれのルールについて解説します。

 

1.文字数はアルファベットで10文字を超えない

短いネーミングの方が、定着しやすくインパクトを与えられることを考えると、ブランド名は短くするに限ります。

目安となるのはアルファベットで10文字を超えない程度。

例えば、人気ブランド「スターバックス(Starbucks)」もアルファベット9文字。

このくらいの長さであれば覚えやすいですね!

日本語読みにしたときに6文字以内のものがバズりやすいとも言われていますが、スターバックスは文字にして7文字。

しかし、伸ばす音「ー」や、小さな「ッ」などが含まれているため音節としては「す・たー・ばっ・く・す」と5個程度となり、かなりスッキリした印象です。

 

2.発音しやすい

トヨタにしてもホンダにしても、先ほどの人気ブランド名はどの名前もすごく発音しやすいものばかりでしたね。

商品を話題にするときや、人にすすめるときには、「キャノンのカメラなんだけど」など、ブランド名は必ず会話の中に登場します。

このときに、とっさに思い出せない名前や、間違ってしまいそうな名前なら、その時点でネーミングとしては良くありません。

すぐに思い出せて、簡単に言えるブランド名にしましょう。

 

3.海外の言語でも他の意味にならない

考え抜いてブランド名を考えた結果、その言葉が異国の言葉にすると全く別の意味になってしまうことに後になって気づくということがあります。

特に、将来的に海外進出を視野に入れている場合や、すでに外国人のマーケットに売り出そうとしている場合には特に注意すべきなのが、「他言語で意味が変わる」言葉です。

例えば日産の高級セダン「フーガ」は日本語の「風雅」をカタカナにした高級感あふれるネーミング。しかし英語圏では腐ったキノコをイメージさせるため、海外ではなんとも微妙な印象を抱かれています。

ブランド名を決める際には、日本語のみならず外国語でもおかしな意味にならないことを確認しておきましょう。

 

ブランド名の決め方STEP④ | ネーミングの被りがないか確認する

ブランド名を決める際には、候補としているブランド名がすでに使われていないかを確認する必要があります。

最も簡単な調べ方は検索エンジンで検索をかけてみる方法。

GoogleやYahoo検索をすれば、類似している名前があるときにすぐ見つけることができます。

もしも同じ名前や似た名前が見つかれば、その時点で候補としていたブランド名は却下です。

被らないネーミングにするための流れとしては、

  1. まず検索エンジンでチェック
  2. 商標登録の有無をチェック

の順番で進めると良いです。

商標登録されているブランド名をそのまま使用すると、相手側の企業から損害賠償を求められる可能性があります。

特許情報プラットフォームで、候補としているブランド名を検索すれば、同じ名前や類似している名前がないか調べることができるので、必ずチェックしておきましょう。

 

商標登録とは

商標登録とは、商品やサービスの目印(商標)を守る国の制度の下、その目印(商標)を国に登録しておくこと。

商標登録をすることで、国から商標権という法的に認められた権利を得ることができます。

もし他の企業があなたのブランド名と同じ名前を使っていたり、かなり酷似した名前を使ったりしている場合に、罰則を求めることができるため、登録しておくメリットはかなり大きいと言えます。

 

商標登録は自分でできる

商標登録の手続きは、自分で全て行うことができます。

  1. 商標登録出願書類作成
  2. 特許印紙を郵便局・特許庁で購入
  3. 印紙を貼り書留などで郵送もしくは特許庁に提出
  4. 商標登録出願番号通知書を受け取る
  5. 出願した商標が認められれば登録査定の通知が郵送される
  6. 登録料を支払う

主にこの流れとなります。

費用に関しては以下の通りです。

  • 特許印紙代‥区分数×8,600円+3,400円(例:1区分で12,000円、2区分で20,600円)
  • 商標登録料‥区分数×28,200円(10年一括の場合)

参考:特許庁ホームページ「産業財産権関係料金一覧」

 

弁護士・特許事務所に依頼する方法もある

商標登録は、弁護士や特許事務所に依頼する方法もあります。

メリットは自分自身でリサーチをしたり、手間暇かけて書類作成したりする必要がなくなる点ですが、費用がかかるのがデメリットです。

また、商標登録をするためには特許庁の審査をクリアする必要があります。

このときに、すんなりと合格できるとは限らないため、否認されてしまうケースも十分にあり得ます。

このような場合、弁護士や特許事務所などプロの力を借りずに、拒絶理由通知書に対して反論する意見書を出すことはまず不可能。

問題が起こる場合に備えて、初めから弁護士・特許事務所に依頼しておく方が無難であると言えます。

 

ブランド名の決め方STEP⑤ | 流入するチャネルごとに検証する

ブランド名を決める際には、ブランド名を認知してもらう経路ごとに検証する必要があります。

世の中の人々がブランド名を耳にする際には、主に以下のいずれかの媒体を経由しています。

  • チラシ
  • テレビCM
  • Youtubeなどに出稿された広告
  • SNS
  • WEB検索
  • クラウドファンディング
  • 口コミ

例えばチラシであれば、やや年齢層の高い人たちがチェックするものであり、逆にSNSやYouTubeであれば年齢層はぐんと低くなるでしょう。

このような媒体ごとの特徴を捉えた上でネーミングを考えることが大事です。

具体的な流れとしては以下のように検証を進めると良いです。

  1. ブランドの客層を明確に絞る(年齢層・性別など)
  2. どの媒体からの流入が多いかを予測する
  3. その媒体上でブランド名がどう見えるかをチェック

例えば、20代女性をターゲットにしたコスメブランド名を考えるとします。

その場合、最も流入が多いと予想される媒体はSNSやYouTube広告でしょう。

SNSでバズりやすいとされているネーミングは、

  • 名前が短い
  • スペルが難しくない
  • 簡単にタイピングできる
  • 字面がオシャレ
  • 名前が短い
  • スペルが難しくない
  • 簡単にタイピングできる
  • 字面がオシャレ

などの特徴を持つもの。

最も重視すべきは「スマホでタイピングしやすい」という要素です。

SNSでは商品の利用者が商品名やブランド名をタグ付けすることで、どんどん認知度が上がるため、「タグ付けのしやすさ」はものすごく大事なのです。

このように、媒体によってブランド名を決める際に重視すべきポイントは変わるということ。

どの媒体からの流入が多いかを予測し、その媒体でバズるネーミングになるよう考えましょう。

 

まとめ

今回の記事では、ブランド名の決め方について解説しました。

人気ブランド名はそれぞれ全く違うものですが、意識して見ているとそこには必ず共通点があります。

  • 短く完結なブランド名
  • 発音しやすい
  • 他に似たものがない
  • 他言語で違う意味にならない

売れているブランドの名前に共通する点は以上のポイントですが、これらの要素を確実に取り込むことで、「人々に伝わりやすく定着しやすいブランド名」を考えやすくなります。

あなたも今後ブランド名を考える際には、ぜひ人気ブランドのネーミングにヒントを得ながら、独自のバズるブランド名を考えてみてくださいね!

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