アイリンク国際特許商標事務所による、ブランド登録講座です。今回はBUYMAブランド登録の流れと方法についてお話します。
日本未発売の商品を手軽に購入できるBUYMAは、特に女性ユーザーの多い人気のサービスです。
最大の特徴は、企業のショッピング公式サイトから商品を購入するのではなく、個人間のやりとりで商品の売買が行われていること。
つまりは、副業や本業でBUYMAのサービスを利用し、収入を産むことができるというわけですね!
今回は、BUYMAで商品を販売する際にぜひやっておきたい、「ブランド登録」について解説します。
この記事を読むことで、
- BUYMAでブランド登録をしないとどうなるのか
- BUYMAでブランド登録をするメリット・デメリット
- BUYMAブランド登録の方法
について理解することができます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
BUYMAブランド登録しない事で損をする3つの例
BUYMAではブランド登録をすることで、より効果的に商品の販促を行うことができます。
BUYMAのブランド登録とは、その商品が「あるブランドの商品」であることを登録するものであり、これを行うことで、購入者から商品が見つかりやすくなる効果があります。
BUYMAのブランド登録を行わずに販売をすると、具体的にどのようなケースで不利益を被るのか、ここで3つの事例を紹介していきます。
1.ブランドページに商品が表示されない
BUYMAを購入者の立場で利用したことのある方ならイメージがしやすいかと思いますが、ほとんどの購入者はBUYMAに「特定のブランドの商品」を探しにやってきます。
ここで、出品者が商品をブランド登録していない場合、ブランド名から検索しても検索結果にその商品が表示されません。
つまり、商品がブランドのものであっても、ブランドページには表示されないということになるため、結果的に購入者から見つけてもらえないということが多々起こってしまいます。
2.ブランドランキングページを効果的に利用できない
BUYMAにはブランドランキングページがあります。
ブランドランキングページは、その名の通り「どのブランドが人気を集めているのか」を表示するもの。
出品者が人気ブランドに該当するブランドの商品を販売していても、ブランド登録を済ませていなければ意味がありません。
ブランド登録をしていれば、ランキング上のブランド名をクリックすることで、商品が表示されるわけですが、ブランド登録をしていなければこの機会を逃してしまうのです。
このように、ブランド登録をしていなければ、ブランドランキングページからの集客が全く見込めないという、大きな機会損失に繋がります。
3.売れ筋ブランドに商品が表示されない
BUYMAには「人気ブランド」の表示があります。
購入者がふらりとBUYMAを訪れた場合、目に付きやすいのが人気ブランドのラインナップ。
あなたが出品した商品が売れ筋のブランドのものであれば、ブランド登録をしておくことで、「人気ブランド」からの購入を見込むことができます。
しかし、これも先程の2つと同様に、ブランド登録をしていればの話。していなければ、売れ筋ブランドの商品をいくらたくさん取り扱っていても、発見される可能性がかなり低くなってしまいます。
BUYMAブランド登録を行う3つのメリット・デメリット
BUYMAでブランド登録をしていなければ、色々なケースで損をしてしまうことはもうお分かりですね。
この章では、あらためてBUYMAブランド登録のメリットとデメリットについて解説します。
結論からお伝えしておくと、メリットがかなり大きいため、ブランド登録はしておくに越したことはありません。
それでは、具体的なメリットとデメリットについて見ていきましょう!
BUYMAブランド登録の2つのメリット
BUYMAの出品において、ブランド登録をしておくことで得られるメリットは大きく2つあります。
出品する以上、誰しもが少しでも多くの売り上げを期待するもの。ここで紹介する2つのメリットはどちらも売り上げUPに大きく関連しています。
収益を上げるためにも、BUYMAのブランド登録の大きなメリットについて理解しておきましょう。
1.商品がより多くの購入者の目に止まる
BUYMAでブランド登録をしておけば、
- ブランド名検索
- ブランドランキング
などを通して、具体的な商品名が明確でない購入者に向けて、しっかりとあなたの出品した商品を見てもらうことが可能になります。
先ほどもお伝えした通り、BUYMAには特定のブランドのファンが多く訪れます。
例えば、
- NIKEの海外限定商品を探したいNIKEファン
- 日本にショップが存在しないビクトリアズシークレットの商品を探す女性客
このような購入者はブランドから検索を始めるケースがほとんど。
ブランド登録をしておけば、このような購入者の目にもあなたの商品を見てもらえるため、機会を無駄にする心配がないのは大きなメリットと言えます。
2.商品の信憑性が増す
BUYMAでの出品時に、ブランド登録を確実に行なっているといないとでは、購入者目線で見た時の商品の信憑性が異なります。
ブランド登録をしている商品であれば、「これは確実に偽物じゃないはず」と素人目にも判断ができますが、ブランド登録されていない商品は「もしや偽物?」と感じてしまうことも多いです。
ブランド登録を行うことで商品の信憑性が増せば、その分商品は当然売れやすくなり、結果的に収益UPにつながります。
BUYMAブランド登録の唯一のデメリット
BUYMAブランド登録のデメリットは、ブランド登録時の入力の手間くらいのものです。
もっと言えば、ブランド登録をしておくことに関してデメリットと言えるほどのことは特にありません。
ただ、面倒なプロセスをなるべく避けたいという出品者にとってみれば、ブランド登録の手間はデメリットとも言えるでしょう。
しかしながら、メリットの方が圧倒的に大きいため、BUYMAで出品する際にはブランド登録を確実に済ませておくことを強くおすすめします。
BUYMAブランド登録を行う流れと方法
それでは、ここからは実際にBUYMAのブランド登録の手順について解説していきます。
難しいことは特にありません。
出品時にブランド登録を済ませるメリットは大きいため、確実にミスなく行いましょう。
1.BUYMA出品商品登録全体の流れ
BUYMAでブランド名を登録するタイミングは出品する商品を審査にかけるときです。
出品の手順は以下の通りとなります。
ブランド名を登録するタイミングを理解しておきましょう。
- MYページTOP「出品する」から出品登録開始
- 商品画像・商品名登録
- 商品説明(コメント)登録
- カテゴリとブランド名を登録※※
- カラー・サイズを登録
- 発送に関する情報登録
- 購入期限・買付地・買付先ショップ名を入力
- 価格を登録
- 連絡事項を追記
2.ブランド名登録の手順
BUYMAでは、ブランド名登録の手順が以下の2パターンに分かれます。
- すでに登録されているブランドの商品を出品する場合
- 未登録ブランドの商品を出品する場合
出典:BUYMA公式ホームページ「商品一覧で自分の出品商品を目立たせよう」
それでは、上記2パターンそれぞれについて解説しておきましょう。
ブランドがBUYMAですでに登録されている場合
あなたが出品する商品のブランドが、BUYMA上ですでに登録されている場合には、以下のように登録していきます。
- ブランド名の頭文字でブランドを検索
- 一覧に表示された該当のブランド名を選択
このときにブランド名が表示されない場合には、そのブランドを新たに登録する必要があります。(次の項目参照)
ブランドを新たに登録する場合
ブランド名が頭文字検索で表示されない場合には、ブランド登録依頼フォームからブランドを新規登録する必要があります。
入力項目は以下の通りとなります。
- ブランド名
- ブランド発祥国
- 公式サイトURL
- ブランド紹介文
BUYMAの審査後にブランド登録が完了すれば、そのブランドの商品として出品が可能になります。
まとめ
今回は、BUYMAの出品時に行うブランド登録について解説しました。
今回の内容をまとめると以下の通りとなります。
- ブランド登録をした方が商品が売れやすくなる
- ブランド登録をしないと損!
- ブランド登録には2通りの方法がある
いかがでしたか?
BUYMAは並行輸入品などを多く取り扱うショッパーが多く、ファッションにこだわりの強い利用者が多いサービスです。
そのため、価格が高額でも商品が売れづらくなることがあまりないのも特徴です。
BUYMAで出品する際にはきちんとブランド登録を行い、機会ロスのないように万全の体制を整えておきましょう!
ブランド登録に関するお悩みがありましたら、私共、「断らない商標事務所アイリンク」にお気軽にお問合せください。